全米小売業協会(NRF)は、2024年上半期の米国における輸入予想を大幅に引き上げた。
1/ 全米小売業協会(NRF)とハケット・アソシエイツが毎月発表しているグローバル・ポート・トラッカーは、最新の3月レポートで、今年上半期の米国の輸入は2023年上半期比で7.8%増加すると予測しました。この修正値は、2月のレポートで示された今年上半期の5.3%増という前回予測よりも高い値となっています。小売業協会が2024年上半期の輸入増加予測を上方修正するのは、これで2ヶ月連続となります。
2/全米小売業協会(NRF)のサプライチェーンおよび関税政策担当副社長ジョナサン・ゴールド氏は、「小売業者は、紅海とパナマ運河の規制によって引き起こされる混乱を軽減するためにパートナーと協力し続けています」と述べた。「船会社は紅海を避けており、 運賃 遅延も緩和されつつあります。」
ハケット・アソシエイツの創業者ベン・ハケット氏は、以前は紅海とスエズ運河を経由して米国東海岸に輸送されていた一部の商品が、現在は喜望峰を迂回するルートに変更されていると述べた。「紅海でのイエメンのフーシ派反政府勢力による輸送の中断にもかかわらず、消費財、工業材料、バルク商品の国際貿易は比較的順調に推移しています。」 「輸送コストの上昇によるインフレへの懸念は、これで軽減されるはずです。小売業者とその顧客は、 キャリア パートナー諸国は航路構造の変更や新たな航行スケジュールへの適応を進めており、これにより新たなコストが発生しているものの、紅海を回避し、スエズ運河の通過料金を支払わなくても済むため、これらのコストは部分的に相殺できる。紅海とスエズ運河の自由航行の問題が解決されるまで、この状況は続くだろう。
現時点ではこれらの攻撃に終息の兆しは見えず、今週、紅海でドライバルク船の乗組員3人が死亡しました。これは、敵対行為開始以来初めての死亡例です。「明らかに、状況は悪化しています。」
3/ 新たに発表された「グローバル・ポート・トラッカー」3月版では、6月までの米国輸入量の年間予測が上方修正されました。3月の輸入量は、前月の報告書で予測されていた5.5%増から8.8%増に増加しました。4月の輸入量は3.1%増と予測されており、前回の2.6%増から上方修正されています。5月(0.3%増から0.5%増に修正)と6月(5.5%増から5.7%増に修正)の予測も若干上方修正されました。
